整理収納アドバイザー 渡辺有香 がお片づけをサポートします

わたしが「とりあえず箱」をオススメしない理由

とりあえず箱 整理収納

「とりあえず箱」をご存じですか?

  • 定位置が決まっていないもの
  • 目を通したら捨てる予定のもの
  • 後で使うかもしれないもの
  • 処分するか迷うもの

などなどを「とりあえず」入れておき
時間ができたら片づけましょうね

そういう箱(トレイ)です。

 

多くの片づけ方法で提案されていますし
この方法でうまくいく人もいます。

でもわたしはこの「とりあえず箱」
オススメしません。

※捨てるかどうか迷うもののみをを入れておく「迷い箱」とは別のものです

実際に「とりあえず箱」何が入ってた?

とりあえず箱

実はわたしも今年に入ってから
この「とりあえず箱」を
リビングに置いていました

それがこれ↑

 

とりあえずポイポイ入れられて
便利だわぁ〜と思っていたのですが

ある日気づいてしまったのです。

 

とりあえず箱に入れることはあっても
とりあえず箱から取り出すことはない!

 

入れたらおしまい。
忘れ去られてしまって

要不要を判断することも
あとで見返すことも
なくなってしまったのです。

 

箱の中を全部出して見てみると……

  • 終わったセミナーの資料
  • お金関係の小さな紙(領収書など)
  • 期限切れのクーポン

などが入っていました。

 

▼不要品もこんなにありました

 

セミナー資料は
書類整理が途中だったために
行く場所がなくて放置されたもの

お金関係は苦手すぎて
後回しになったもの

クーポンは取っておいたけど
やっぱり使わなかったもの

 

入っていたものを見ることによって
自分の課題苦手分野が見えてきました。

 

使いこなせるかは自分の性格次第

とりあえず箱を完全に
否定するつもりはありません

ただ使いこなせるかどうかは
その人の性格次第です。

 

箱の中をこまめに整理できるなら
とりあえず箱を持つ意義もあると思いますが

こまめに整理する能力があるなら
とりあえず箱は必要ない気がします。

 

やはりとりあえず箱を設置するより
モノ(とくに紙もの)の流れや定位置
しっかり決めること

散らからない仕組み作り
いえるのではないでしょうか。