整理収納アドバイザー 渡辺有香 がお片づけをサポートします

【夫のクローゼット整理】効果的な声がけとは?

夫のクローゼット整理で処分した服 実例紹介
心地よい暮らしのために
お片づけ始めませんか?

山形の整理収納アドバイザー
渡辺 有香 がお手伝いします。



年末は、家族にも所持品の見直しをしてもらいます。

次男はおもちゃをガッツリ片づけ、長男はインフル罹患のため未着手。
わたしは日々ちょこちょこ捨てをしているので、年末はなし。

今日の断捨離・年末は1年で一番の捨てどき
こんにちは、渡辺有です。2019年も残すところ3日となり、書類整理やクローゼット整理をしています。断捨離に関しても「これを持ったまま年を越したいか?」と考えると、いつもよりスムーズに捨てられるような気がします。年末の断捨離・捨てたモノ冒頭の

そして昨日は夫のクローゼット整理を、半ば強制的にしてもらいました。笑
なかなか片づけない家族のモノも、ちょっとした手助け声がけでスッキリ片づきますよ。

本人がやるべきこと・手助けできること

家族といえども、人の所持品を勝手に片づけてはいけません。
所有者本人がやるべきこといる・いらないの判断です。

逆に言えば、「いる・いらないの判断」以外は手助け可能。
訪問お片づけサービスは、まさにこの手助け可能部分をお手伝いするサービスです。

夫は、モノは極端に少ないですが、片づけたり処分したりが絶望的にできないタイプ。
また少しでもスキを見せるとどこかへ行ってしまうので、下準備をしっかりしてから取りかかってもらいました。

どんなときでも、基本は「全部出し」

ビフォー

まずは夫のクローゼット・ビフォー。

ハンガーがぎゅうぎゅうに掛かっていて、パッと見ただけでも不要品が混ざっています。

全部出し&そうじ

掛かっている服を全部出します。

カラになったら拭きそうじ。
今回はハンガーポールを拭くだけでしたが、結構汚れていました。

いる・いらないをジャッジ

ここで夫登場。
「いる・いらない」を判断してもらいながら、いるものはクローゼットへ、いらないものは床に積み上げていきます。

アフター

見た目はあまり変わりませんが、不要品がなくなり、出し入れがスムーズになりました。

タンスと衣装ケース

全部出しはできませんでしたが、タンスの引き出し衣装ケースの中もチェックしてもらいました。
もちろん全部出しが基本ですが、たたんだ服は数が少ないため、収納したままでもチェック可能でした。

全部出ししている間に(夫を)取り逃がすと長期戦になってしまうので、ここは妥協です。

処分した服

クローゼット・タンス・衣装ケースから、これだけの不要品が出ました。

いる・いらないを判断するときの「声がけ」

家族に片づけをしてもらうときの「声がけ」は重要です。
ここで間違うと、家族は一気にやる気をなくしてしまいます。

▼ダメな例

「これ、いらないでしょ。」

つい、言ってしまいますよね。
わたしも言ってるかも。笑

「いる・いらない」の判断を下せるのは、あくまでも本人だけ。
自分の「捨ててよ!」の気持ちを押し付けるのはNGです。

▼声がけ例

「これ、最近いつ着た?」

感情を挟まず、事実だけを聞きます。

「いつだっけかな〜」と言われたら、「ここ1年で、着た?」
着ていないと言われたら、「この先、着る?」

誘導尋問ぽいですが、この流れでだいたいこちらの思惑通りになります。笑

もし仮に「先月着た」「〇〇のとき着る」など、具体的な返答があった場合は、そのまま戻しましょう。

片づけも断捨離も「慣れ」

最初は手助けがないと片づけられない家族も、回を重ねるうちに慣れてきます。
慣れてきたらじょじょにやること(全部出しや、出したあとのそうじなど)を増やしていきましょう。

もちろん自分自身も同じです。
続けていれば、どんどん片づけ精度やスピードは上がっていきます。

お片づけ、頑張りましょう♡