先日、お客さま宅へ訪問お片づけサービスにお伺いしました。
お申込みいただいたOさま宅は、日当たりがよく明るい室内、工夫が凝らされた広い収納スペースが特徴です。
こういう家で暮らせたら楽しいだろうな…と思える、ステキなおうちです。
今回はOさまが「どこから手をつけたらよいか分からない」とおっしゃるリビング収納を、一緒に片づけることになりました。
Oさまにはブログ掲載の許可をいただきました。ありがとうございます。
「とりあえず入れてしまう」収納棚
モノ自体の量は、さほど多くありません。
ただ「とりあえず空いているスペースに入れている」状態のため、雑然としています。
棚板の上下幅が狭く、書類が立てておけないのも、原因のひとつです。
通常収納用品は片づけが全て終わったあとにご提案しています。
しかし今回は、棚板に直接小物が置かれていたので、ダイソーの収納用品をいくつか持参させていただきました。
まずは基本の「全部出し」
全てのモノを出して、棚板をふきます。
Oさまは、入居時から棚板の調整をされていなかったそうです。
確かに棚板の調整は大変です。
モノをどかさないと動かせませんし、最適な高さを考えるのは難しいです。
しかし棚収納が使いにくい…と感じたときは、最初に棚板の調整を考えるのが、結局は近道だと感じます。
出した荷物はこちら↓
棚に収まっていたときより多く感じますね。
片づけ方法「カテゴリー別に分ける」
Oさまのリビング収納に入っていたモノたち。
- 書類
- 衛生用品
- 手芸用品
- 文房具
- 手紙セット・年賀状
- 工具類
- コード類
部屋ごとに収納が充実しているので、カテゴリーは「リビングで使うモノ」に絞られていました。
ただ収納内で同じカテゴリーのものが分散してしまっていたので、カテゴリーごとにまとめます。
細かいモノが多かったので、持参したダイソーの収納用品を使わせていただきました。
100均にしては大きめのケースで(その分素材が薄いですが)、棚の中で引き出しのように使うことができます。
ビフォー&アフター
カテゴリー別にケースにまとめ、使用頻度や取り出しやすさで位置を決めました。
収納の扉は右側に開けるタイプなので、向かって左側の方が取り出しやすいです。
棚板は2枚抜いて、A4の書類が立てられるようにしました。
収納ケースにラベリングすると、ご家族もモノが探しやすくなります。
処分したモノはこちら↓
空箱や不要な書類などです。
多く見えますが、実際は「不要なモノ」はあまりありませんでした。
お客さまからご感想をいただきました
また、捨てるべきか悩む物の処理の仕方も聞けてすごくよかったです。
やはり最初の「全部出し」は大切ですね。
これを行うことが、片づけ成功への第一歩だと痛感します。
カテゴリーに分けると、探しやすく・戻しやすいですね。
また、カゴやケースごと持ち運びができるのも便利です。
整理収納は、実はお金の節約にもなるのです。
いつでも喜んで!相談に乗らせていただきます。
整理収納アドバイザーと一緒に一か所を片づけると、片づけの流れが見えてきます。
全部出す → カテゴリーごとに分ける → 不要品を処分 → 使いやすく収納
この流れはどこを片づけるときも同じですので、ぜひ他の場所にもチャレンジしてみてください。
Oさま、今回はどうもありがとうございました。