整理収納アドバイザー 渡辺有香 がお片づけをサポートします

【実家売却と遺品整理】実家へ行ってきます

実家売却と遺品整理 遺品整理
心地よい暮らしのために
お片づけ始めませんか?

山形の整理収納アドバイザー
渡辺 有香 がお手伝いします。



10月の第1週は片づけの仕事をお休みして、茨城の実家へ行ってきます。
1年半ほど前に両親が相次いで亡くなり、現在実家は空き家の状態なのです。

今回、その実家の売却手続き遺品整理のための帰省となります。

「空き家の実家を売る」準備編

家を売るという経験は、一生のうち1回あるかないかだと思います。
わたしは姉と2人姉妹ですが、どちらかが実家に住めば、売ることはありませんでした。

 

しかしわたしは山形、姉はアメリカ。
実家は遠すぎて管理もできず、これから住む予定もないため、売却することにしました。

家のことはずっと気になっていたため、売れてくれれば一安心です。

 

さて、「空き家の実家」の売却を決めたら、やることはたくさんあります。

  1. 相続登記
  2. 不動産屋に売却依頼
  3. 遺品整理

①相続登記

不動産の名義変更です。

相続人が複数いる場合は共同名義にしがちですが、後々のトラブル回避のために、名義は単独がよいです。売却するとき、名義人全員が同意しないと売れないからです。

 

ただし単独名義にして売却後、他の相続人に売上金を分配すると、贈与税がかかってしまいます。

遺産分割協議書を作成する際に、預貯金などで調整をするか、不動産売却金について明記するとよいそうです。

 

うちの場合はどうするかは未定。
司法書士に相談して進める予定です。

 

<追記:司法書士に相談の結果>

  • 預貯金=すでに姉と分割済み
  • 父親名義の自家用車=処分済み
  • 残りは不動産のみ

上記の条件だったため、遺産分割協議書には下記のように記載しました。

  • 不動産の名義は次女(わたし)の単独名義
  • 不動産を速やかに売却し、諸々の経費を引いた後の残りを姉妹で分ける

これで贈与税もかからず、預貯金の残高証明書等も不要で、不動産のみを均等分割できることになりました。

司法書士によると、このパターンが最近多いそうです。

②不動産屋に売却依頼

家を売ってもらう不動産屋さんを選びます

ひと言に不動産屋と言っても、売買に強い・賃貸に強いなど特色があります。
また不動産の見積り額にも差が出るようなので、相見積もりは必須です。
相続登記のときに、司法書士さんに紹介してもらうといいかもしれません。

 

うちの場合は、ご近所さんの知り合い・親戚の知り合い・司法書士さんの紹介、この3件に相談する予定です。

③遺品整理

家を売るために、屋内を空にします

家が近くて時間と人手があれば、自分たちで行うことも可能です。
しかし実家が遠かったり、人手や車・時間などの都合がつかない場合は業者に頼むことになります。家具の運び出しで、腰でもやられたら大変ですよね。

 

今回わたしはみんなの遺品整理などの紹介サイトを利用しました。
登録業者はすべて遺品整理士の資格を持ち、「現地見積り後は追加請求なし」の業者がほとんどなので安心です。

安さだけで選ぶと、詐欺まがいの業者に当たったり、追加料金を取られて結局高くついた…となることが多いようです。

 

うちの場合は3社に見積もりを依頼しました。
一軒家で5Kの実家。料金は20〜30万円と予想していますが、果たしてどうなることやら。

「実家売却リポート」続けていきます

一番つらいのは、実家を空にする作業だと思います。
前回、母が育てていた観葉植物の鉢や父の寝具を、処分場に持っていっただけでも泣けました。。。

姉に至っては「立ち会うのはツライ・・・」ということで、姉がアメリカに帰ってから業者さんに入ってもらう予定です。

 

しかしわたしは片づけの仕事をしているので、自分のことながら実家売却と遺品整理には並並ならぬ関心があります。

実家売却や遺品整理でお困りの方に参考にしてもらいたいので、この後どのような流れで進んでいくかをリポートしていきます。

 

▼実家の片づけについては、別ブログにも書いています

実家の片づけ
「実家の片づけ」の記事一覧です。