皆さんもこれまで、なんらかのセミナーに参加されたことがあると思います。そのときの講師の服装を覚えていますか?
セミナーでは半日、長いときでは1日、講師を見つめ続けていると、あることに気づくはずです。
それは、胸元を飾っていること。
ジャラジャラ系のネックレスや大ぶりのペンダント、スカーフなどで華やかに装っています。
「先生、気合入ってるなー!」と思いますか?
実はこれ、受講するお客さまのためにしていることなのです。
意外ですが、言われてみれば納得の理由です。
2時間、目を見続けられますか?
「人と話すときは、相手の目を見ましょう」
小学校でそう習いましたよね。
セミナーでは1対1ではないので当てはまらないかもしれませんが、やはり話している相手を見続けます。
しかしセミナーが長時間に及ぶと、だんだん飽きてくるんですよね。笑
もちろん、頭の中や耳はセミナーに集中していますが、視覚がヒマ。
次第に目が泳いで、窓の外や他の受講生を見始めます。
そんなとき、講師の胸元に美しくスカーフが結ばれていたら。
複雑で美しいネックレスが輝いていたら。
そこに目線が固定されます。
意外と見飽きないものです。
男性のネクタイのような役割なんでしょうね。
次回セミナーに参加されることがあれば、ちょっと意識して見てみてください。
「1対1」では手元も重要
山形の整理収納アドバイザーの大ボス大先輩であるあさくらゆうこ先生。

インテリアコーディネーターとしても活躍される先生は、クライアントとの打ち合わせの際は、ネイルにも気を使われるそうです。
長時間に及ぶクライアントとの打ち合わせ。
内容に集中していても、視覚がヒマになってくるのはセミナーと同じです。
そんなとき、相手の手元が美しく飾られていると視線が固定されて、より話に集中できるそうです。
単なる「オシャレ」ではなく、お客さまに対する気づかいだったのですね。
こちらも聞けば「なるほどー!」なお話でした。